Leader
The World HEIWA
Representative Director
Free The Children Japan
Board Member
Wake Up Japan
CEO
United People
Ph.D. Candidate
Kyoto University
現在、世界中で、宗教、政治、そしてハッシュタグにおいてさえも、多くの分断がみられます。そんな中開催された平和セッションは、OYWJのアンバサダーである長川美里氏が発案しました。共通のビジョンと目的の下、私たちが一丸となるには何が必要でしょうか。希望する未来を創造する力があると信じ、真摯なな議論を実施することに注力しました。。3人の素晴らしいパネリストをお招きし、一人一人の物語を通して、より平和な世界を作るために私たちが果たせる役割について話し合いました。
パネルディスカッションの前にThe World HEIWA代表の森下雄一郎氏にご登壇頂きました。森下氏は、これまで行ってきた国内外で世界平和を広める活動についてのお話されました。彼の旅は、第二次世界大戦の原爆被爆者から平和の定義を学ぶことから始まっています。被爆者に寄り添った経験を通し、平和へのメッセージを広める際に大事にしている「6つの平和ポリシー」を話して頂きました。
度重なる努力と幾多の旅を重ねたの結果、現在では国連も彼のプロジェクトに協力しています。
森下氏の話の後、United People代表の関根健次氏が最初にお話しされました。関根氏は、中東旅行中にガザ地区で出会った、ある少年の話をしてくださいましたが、その理由は、その出会いが。彼の人生を永遠に変えることとなったからです。大人になったら何になりたいかを尋ねた関根氏に対し、少年はこう答えました。「できるだけ多くのユダヤ人を殺したい」。現在代表を務めるUnited Peopleが誕生したのはその時でした。憎しみを根絶し、映像を通じて新しい希望と夢を最も必要としている人々に届ける会社です。彼が失ってきたものと平和な未来への希望の物語は、聴衆とパネリストを深く感動させました。
次に、中島早苗氏が共有してくださったたのは、アメリカ留学中のバークレー校時代の話。彼女はそこで、「Free The Children」というNGOをほんの12歳の若さで始めた少年の話を知りました。児童労働虐待に苦しむ子供たちを助けるためのプラットフォームをつくるという少年の話は、彼女の心を深く動かしたのです。彼のようになるにはどうしたら良いのだろうか、と考えました。。時は流れ、現在彼女は、子供の貧困撲滅や社会変革に取り組むFree The Childrenの日本支部を運営しています。
私達は皆、グローバルな固定観念に深く影響されています。最後に話し始めた竹田響氏もその一人です。 9.11に影響を受けた世代である竹田氏は、かつて中東をテロと、そして北朝鮮を核戦争の脅威と関連付けていました。しかし、このような固定観念の背後にある文化についてもっと学ぶと、果たしてそれが本当だろうかという疑問にぶち当たったのです。彼自身が北朝鮮に行った経験がそれを証明しました。北朝鮮において、現地の人との出会いを通じた経験が、平和を真に構成するものは何かという問いについて、新しい観点を彼に与えました。私たち一人ひとりにもそれができるはずなのです。
Key Takeaways: