岐阜県立可児高校
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One Young World GLA

岐阜県の公立高校と世界最大級の次世代リーダー育成プラットフォームが連携

2021年5月20日 – Tokyo, JAPAN:

One Young World(以下、OYW)は、世界196カ国から2,000⼈以上の若い次世代リーダー達が集まる世界最大級の国際プラットフォームで2009年以来毎年、国を変えて年に一回サミットを開催しています。2022年には小池百合子都知事支援のもと、東京でのサミット開催が決定しています。

この度、一般社団法人One Young World Japanは、SDGs関連プロジェクトにおける豊富な経験とネットワークを活かし、岐阜県立可児高等学校のSDGsプログラムをサポートする「One Young World Japan GLA (Global Leadership Accelerator) Program」を開催いたします。東京サミットに開催に向けて、地方の次世代リーダー育成の一環として、今回のプログラムを進めて参ります。

岐阜県立可児高等学校は、2019年に地域共創フラッグシップハイスクール事業に指定されて以来、SDGsに特化した活動を行っています。同校の生徒達は、地域を巻き込んだイベントや勉強会の開催、地域課題に取り組むプロジェクト等を通じて、多様な価値観や働き方に触れてきました。現在、同校にて生徒達が進めている「地方創生」「教育」「環境」という3つのプロジェクトに関して、より具体的で実行可能な内容にするために、OYW Japanの理事やアンバサダー(過去OYWサミットに参加した次世代リーダー達)が、メンターとしてサポートをすることが決定しました。OYWが持つグローバルなネットワークを活用し、様々な観点から生徒達のプロジェクトを後押ししていきます。

同校からの参加希望生徒約20名と教職員がプログラムに参加し、2021年5月から2022年2月まで、OYW Japanメンバーと共にプロジェクトを推進していきます。「地方創生」「教育」「環境」の3つのプロジェクトごとに割り当てたメンター2名と共にミーティング、リサーチを重ね、具体的な行動に落とし込んでいきます。SDGs課題の解決に従事するゲストに登壇いただくワークショップの開催を、月一回予定している他、2021年7月に開催されるOYW ミュンヘンサミットへの、オンライン視聴参加の機会を設けます。2021年8月に開催される可児市議会ではプロジェクトの中間発表、2022年2月には同議会で最終発表を行う予定です。

Meet the Coaches

今西 由加

プロデューサー

OYW Japan理事

上智大学外国語学部英語学科卒業。筑波大学院修士課程在学中。
レコード会社にて海外渉外とディレクターを務めた後、フランス化粧品メーカーにてマーケティング/コミュニケーションに従事。その後、外資系メーカー2社にてECサイトの立ち上げやデジタルマーケティングを担当。2016年に、グローバル人材育成・グローバル人材紹介に特化したサービスを運営するCURIO Japan株式会社を設立し、代表取締役社長を務める。

ダレン・アフシャー

エグゼクティブ・コーチ

OYW Japan理事

米Arizona State University卒業。金融と日本語の学士号を取得。
日本を拠点としたエンターテインメントのコンサルタント及びプロダクション会社であるWinery Productionsの代表取締役社長を務める。日本と世界の映画産業間のビジネス、クリエイティブ、ネットワークのギャップを埋めることに特化し、20年以上にわたってグローカル化された戦略でグローバルに通用する、国際的なプロジェクトを手掛けている。

ブライアン・シャーマン

エグゼクティブ・コーチ

OYW Japan
公認ファシリテーター

米Williams College卒業。
米国人事コンサルティング会社にて日系企業を対象に人事コンサルタントとして従事した後、日系IT企業にて人事総務部長に就任。来日後、日系小売業の外部コンサルタント・人事マネージャーとしてグローバルな人事管理に携わる。2010年に、日本企業の人事のグローバル化を推進するグラマシーエンゲージメントグループ株式会社を設立し、以来、代表取締役社長を務める。

Meet the Mentors

堂本 剛史

米Occidental College卒業。米ハーバード大学教育大学院修了。
在学中に南アフリカに留学した経験から、貧困層へ融資と起業の教育を行うことで経済的自立を促すマイクロファイナンスに興味を持つ。米系投資銀行を経て、ホンジュラスのマイクロファイナンス機関に転職し、貧困を解決する根本は教育にあると確信する。大学院修了後、英系コンサルティングファームのサステナビリティグループに入社し、2018年には、OYWハーグ大会に日本代表として参加。2019年に、子供向けプログラミング教室を運営するSaturday Kidsの日本代表に就任。2021年に、Tokyo Coding Club社長に就任後、Youth Who Codeを設立し、子供のプログラミング教育の普及に従事。同時に、OYW Asia 2 Coordinating Ambassadorを務める。

田村 洋祐

早稲田大学社会科学部卒業。スペインIE経営大学院在学中。
英系コンサルティングファームにて、日本初となる女性活躍推進コンサルティングチームの設立とコンサルティングに従事。その後、米系コンサルティングファームの公共サービス部門に入社し、G20首脳に対する、貿易投資政策・中小企業政策提言の策定に携わる。マイクロファイナンス機関「グラミン日本」の設立支援にも従事。2018年に、OYW ハーグ大会に日本代表として参加。OYW Japan Coordinating Ambassadorとして、過去のOYW日本代表のプロジェクトをパートナー企業や政府、NPO団体と繋げて加速させる全体リードを務める。

平原 依文

早稲田大学国際教養学部卒業。
米系ヘルスケア企業においてデジタルストラテジーやタレントデベロップメントを担当。4カ国への留学経験から日本の教育に改革をもたらしたいという想いで経営/組織コンサルティング会社に転職し、広報兼SDGs担当として従事。2018年に、OYWハーグ大会に日本代表として参加。2019年に、自分らしく働ける境界線のない社会を目指すWORLD ROAD株式会社を設立し、代表取締役社長を務める。

池上 京

京都大学公共政策大学院(MPP)、英ケンブリッジ大学経営学修士(MBA)。
学生時代から社会開発に関心があり、2012年に国際開発ユースフォーラム(IDYF)を共同代表として立ち上げ、世界中から若者が集まるプラットフォームに育てる。大学卒業後、国際協力機構(JICA)でイラク・エジプト等の中東向けインフラ開発・政策支援に従事。その後、MBAを経てAIロボットの海外展開に取り組む傍ら、コロナ禍で学習機会を制約された中高生・大学生ら200名以上にリーダー教育やキャリア教育を提供。2021年に、未来を創る次世代を育てたいという想いから株式会社MIRAIingを設立し、代表取締役社長を務める。2014年に、OYWダブリン大会に日本代表として参加。

高堰 うらら

慶應義塾大学法学部卒業。東京大学大学院工学研究科在学中。
入院中の子供に学習支援を届けるNPO法人を立ち上げ、副代表理事を務める。世界最大規模の設計事務所でのデザイン戦略業務に携わり、2018年に、OYWハーグ大会に日本代表として参加。現在は、MaaS戦略や都市開発に取り組むスタートアップにて、新事業の立ち上げに従事。

徐 亜斗香

New York University Abu Dhabi卒業。清華大学シュワルツマン大学院修了。
国連日本政府代表部でのインターンシップを実施。 2017年に、孫正義育英財団生に選出され、2018年に、OYWハーグ大会に日本代表として参加。2019年に、G7ユース国際会議に日本代表として参加し、2020年には、世界経済フォーラムのグローバルシェイパーズに選出される。以前はアラブ首長国連邦における女子中高生に向けたリーダーシップ育成を図る団体にて、共同代表理事を務めていた。現在は、NewsPicksにて投資番組のアンカーを務める傍ら、リベラルアーツ教育を取り入れる高校の企画に従事。

One Young Worldについて:

One Young Worldは英国を拠点とする非営利団体です。世界中で活躍する次世代リーダー達の活動を支援し、ネットワーキングしていくプラットフォームを提供します。彼らがより責任ある立場や環境のもとで、より効果的に実践的にリーダーシップを発揮することを可能にすることで、より良い世界を実現していきます。毎年開催されるこのサミットには、気候変動から紛争解決まで、最も差し迫った社会課題に取り組むために、196カ国から2,000人以上の優秀な次世代リーダーが参加します。

One Young Worldは、故コフィ・アナン氏、メアリー・ロビンソン大統領、フアン・マヌエル・サントス大統領、ボブ・ゲルドフ卿、リチャード・ブランソン卿、デズモンド・ツツ大司教、ジェームズ・チャウ氏、エマ・ワトソン氏、メーガン・マークル氏、ムハマド・ユヌス教授など、著名な世界のトップリーダー達によって積極的に支援されています。世界のリーダー達が、One Young Worldサミットに参加する次世代リーダー達と共に、社会
変革に向けて取り組みます。

2009年の設立以来、One Young Worldは1万人を超えるアンバサダー(歴代のOne Young World参加者)のネットワークを構築し、彼らの様々なプロジェクトは、世界中で2000万人以上の人々に恩恵をもたらしています。アンバサダーの中には、FGM廃止を唱えるジャハ・ドゥクレ氏、脱北者のヨンミ・パーク氏、サンパウロ・タバタ・アマラル・デ・ポンテス連邦保安官代理、精神衛生活動家のフセイン・マナワー氏、カルモニー創設者の岩沢直美氏、ソーシャルメディアで人気のジェローム・ジャール氏、Wheeling Happinessの創設者デヴィカ・マリク氏などが名を連ねています。

「ダヴォス会議の若者版」とも呼ばれ、数々の賞を受賞したOne Young Worldサミットは、C&ITによって過去3度、International Conference of the Yearに選ばれています。また、One Young Worldは、どのNGO団体よりも企業との連携が大きく、Fortune500社やFTSE100社に名を連ねる世界の主要企業500社以上と提携しています。

これまでの開催地は、ロンドン (2010)、チューリッヒ (2011)、ピッツバーグ (2012)、ヨハネスブルグ (2013)、ダブリン (2014)、バンコク (2015)、オタワ (2016)、ボゴタ (2017)、ハーグ (2018)、ロンドン (2019)。次回のサミットはミュンヘン (2021)、そして2022年には東京で開催される予定です。

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